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育毛剤には内服薬もある!気になるその種類と効果とは?

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育毛剤には内服薬もある!気になるその種類と効果とは?
  1. AGAに効く抜け毛予防薬はいろいろある
  2. 発毛効果が高い「ミノキシジルタブレット」
  3. 女性の抜け毛予防なら「パントガール」
  4. 美容クリニックなら、内服薬の育毛剤も利用可能

育毛剤というと、髪や頭皮に直接つけるトニックのようなものを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、薄毛治療を行っている美容クリニックなどでは、身体の内側から薄毛の原因を取り除いたり、症状を抑えたりする内服薬の育毛剤も処方されます。では、具体的にどのような内服薬があるのかを詳しく見てみましょう。


|AGAに効く抜け毛予防薬はいろいろある


男性の薄毛は9割以上がAGA(男性型脱毛症)です。そのため、AGAに対して効果が期待できる内服薬にはいくつか種類があります。その中でも男性ホルモンの働きを抑えるフィナステリドを主成分としている「プロペシア」は、多くの医療機関で使用されている、代表的なAGA治療薬です。


プロペシアはアメリカのメルク社製の内服薬ですが、2005年、他社に先駆けて万有製薬が厚生労働省からの承認を得たことで、日本ではAGA治療薬の代表格になりました。同じくフィナステリドを主成分とする内服薬には「フィナステリド錠」もありますが、これは2015年に発売されたプロペシアのジェネリック薬です。


「フィナステリドを治療に使いたいけれど、プロペシアでは予算的に厳しい」という場合でも、フィナステリド錠が使えるようになったため、従来よりもAGA治療は気軽に受けられるようになっています。


AGA治療の内服薬には、フィナステリドではなくデュタステリドを主成分とするものもあります。具体的には、イギリスのグラクソ・スミスクライン社製のAGA治療薬「アボルブ」や「ザガーロ」がそれにあたります。


アボルブとザガーロは同じ成分の医薬品ですが、アボルブの方が発売された時期が早く、日本でも2009年に承認されました。アボルブはもともと前立腺肥大治療用に開発された内服薬でしたが、男性ホルモンの影響が大きいAGAの治療にも効果があることが認められ、薄毛治療に用いられるようになりました。ザガーロは2016年に発売が開始され、日本でもAGA治療薬として承認されています。


|発毛効果が高い「ミノキシジルタブレット」


発毛効果が高い「ミノキシジルタブレット」


薄毛治療用外用薬で、血行促進効果を高めるために用いられる「ミノキシジル」を主成分とする内服薬もあります。「ミノキシジルタブレット」という錠剤です。ミノキシジルは外用薬としても発毛効果を期待できる薬品ですが、外用薬として皮膚から吸収させられる量には限りがあります。


ですから、ミノキシジル配合の外用薬とミノキシジルタブレットを併用すれば、それだけ多くのミノキシジルを吸収できるため、血行促進効果が高まり、発毛も促進されます。AGA治療薬のうち、フィナステリドやデュタステリドを主成分とする内服薬は、発毛を促進するというよりも、抜け毛を抑えて薄毛の進行を止める働きをする薬です。


つまり、発毛効果ではなく、抜け毛予防効果を期待して用いられます。ですから、抜け毛が気になり始めた時期に使用を始めると薄毛の進行を遅らせることができ、他の治療と組み合わせたときに、その治療効果を高めることができます。


一方、ミノキシジルは血流を促す作用がある薬です。そのため、頭皮の毛細血管や毛乳頭に栄養を運び込む働きをして、新しい毛を生やし、増やす効果が期待できます。ですから、発毛サイクルが乱れていて発毛がストップしている進行した薄毛に対しても、治療薬として使用することができるのです。


|女性の抜け毛予防なら「パントガール」


女性の抜け毛予防なら「パントガール」


薄毛に悩む人は男性だけではありません。女性にも抜け毛で悩んでいる人は大勢います。しかし、「パントガール」が発売されるまでは、飲み薬は男性のAGA治療薬のみでした。


そのため、女性は内服薬での治療が受けられず、外用薬か頭皮への直接注入で治療を受けるしかありませんでした。男性の抜け毛は大多数がAGAのため、それに対する効果があれば治療薬として認められやすいのに対して、女性の場合は原因が多岐にわたっているため、女性の脱毛に効果があるとはなかなか認められにくかったのが要因です。


女性の薄毛の原因としては、出産後のホルモンバランスの乱れが原因の「分娩後脱毛症」と、ヘアケアトラブルやストレス、生活習慣の乱れなどが原因の「びまん性脱毛症」の2つが主です。パントガールは、世界で初めて女性特有の薄毛に対して安全かつ有効であることが認められた内服薬で、分娩後の分娩後脱毛症にもびまん性脱毛症にも効果が期待できます。


ただし、髪は月に約1cm伸びるため、効果が実感できるまで3ヶ月程度の期間を要します。そのため、1日3回ずつ、最低でも3ヶ月以上継続して服用することが重要です。他の治療との併用ができるため、治療効果を高める目的で他の治療と組み合わせて用いられることが多い薬です。


なお、パントガールは女性のびまん性脱毛症に焦点を当てて開発された内服薬ですが、男性でもびまん性脱毛の場合には、治療に用いられることがあります。


|美容クリニックなら、内服薬の育毛剤も利用可能


美容クリニックなら、内服薬の育毛剤も利用可能


薄毛治療は、まずは原因や症状を知ることから始めるのが大切です。そうすることによって、自分に合った施術や薬の処方を受けることができます。


施術と育毛剤の最適な組み合わせが見つかれば、治療効果はグンとアップするため、幅広い治療方法があり、内服薬も外用薬も処方可能な美容クリニックで治療を受けることをおすすめします。


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