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タトゥーを入れて後悔…痛みもなく、きれいに除去するには?

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タトゥーを入れて後悔…痛みもなく、きれいに除去するには?
  1. タトゥーを除去したくなった理由は?
  2. タトゥーを除去する方法は?
  3. タトゥー除去ってどれくらい痛いの?
  4. タトゥーをできるだけきれいに除去するためには

最近では、おしゃれ感覚でタトゥーを入れる人が増えていますが、軽い気持ちで入れたタトゥーが時間を経て後悔に変わることも少なくないようです。おしゃれのつもりで入れたタトゥーを、後で消したくなったという人もいるのではないでしょうか。しかし、消したくなったからと言って、タトゥーをきれいに除去することはできるのでしょうか?

|タトゥーを除去したくなった理由は?

タトゥーを入れている人は、ほとんどが最初はかっこいい、おしゃれと思って入れたと聞きます。しかし、そのタトゥーを消したくなる理由は人それぞれです。

タトゥーを消そうと思った理由として多いのは、結婚や就職を考えたときにタトゥーが妨げになったというものです。
就職の場合は、どの位置にタトゥーがあるかが問題になることが多く、制服のある職種などで隠せない位置にあると、仕事に就けないこともあり、後悔する結果になるようです。

結婚に関しては相手が気にしないと言ってくれたとしても、タトゥーを入れていることが理由で、結婚に至らなかったというケースや、結婚できたとしても、タトゥーを入れていることで相手の親や兄弟と会えないといった人もいるようです。そのような人は、子どもができたことがきっかけで、タトゥーを除去して相手の親と会えるようにしたいと考えることも多いようです。

子どもが生まれた後も気にせずタトゥーを入れていた人でも、子どもと温泉やプールに一緒に行けないといった弊害が出てくるようです。また、子どもが外で親のタトゥーのことをうっかり口にしてしまったためにいじめられたという事態になっては、おしゃれとは言っていられなくなります。

この例のように、友人や家族と旅行に行っても、温泉やプールに一緒に入れないことがタトゥーを消したくなった理由として挙がることもあります。軽い気持ちで入れたタトゥーを消したくなるような理由は、身近なところにたくさんあることがわかります。(ライター調べ)

|タトゥーを除去する方法は?

タトゥーを除去する方法は?

タトゥーを入れたことを後悔することがあっても、簡単に消せるなら平気と考える人がいるかもしれませんが、実は簡単ではありません。消すことはできても、傷跡を残さずにきれいに消すことは難しいのです。

例えば、美容クリニックでタトゥーを消す場合、現在はレーザーを使って徐々にタトゥーを薄くしていくレーザー除去法と、タトゥーを入れた皮膚を切り取って縫合する切除法の2種類が主流です。他にも電気を使って焼き切ったり皮膚をはがしたりしてタトゥーを消す医療機関もありますが、傷跡が大きく残るうえに、仕上がりが美しくありません。

どの方法にもメリットとデメリットがあり、タトゥーの大きさや濃さ、どのくらいの期間で消したいかなどによって、どの方法を選ぶかが変わってきます。そのため、どの方法で消すかは医師との相談の上で決める必要があります。

レーザー除去法は、皮膚への負担を最小限にして、タトゥーを薄くできる点がメリットと言えます。適切な照射をすれば傷跡がほとんど残らないため、時間はかかっても目立たなくしたいという場合には、おすすめです。ただし、傷跡を残さないように消すには、照射の間隔を開けて、何度も受ける必要があるため、薄くなるまでに時間がかかります。また、レーザーの種類によっては、消せる色も決まっている場合があります。

皮膚の厚い部分や深いところまで色が入っている場合は、レーザーが反応しないため消すことができず、また、かなり薄くすることはできますが、うっすらと残ってしまうため、完全に見えなくすることはできないのです。

一方、切開による除去法の場合は、タトゥーの大きさによっては2回以上に分けて皮膚を切り取ります。小さい物であれば一度に消すことができ、タトゥーそのものは全く色も形もわからなくなる点がメリットですが、皮膚を縫い合わせるため傷跡が残ります。

ただし、縫合の技術によっては骨折の手術痕のように見せることもでき、タトゥーを消したことに気付かれにくいため、こちらの方法を選ぶ方も少なくありません。

|タトゥー除去ってどれくらい痛いの?

タトゥー除去ってどれくらい痛いの?

タトゥー除去の痛みは、除去方法によって異なります。レーザー照射で除去する場合には、レーザーの出力や除去する範囲にもよりますが、シミやほくろなどの除去と同様、照射の回数だけゴムではじかれたような痛みがあります。
事前に痛みに弱いことを伝えておけば、冷却や麻酔をしてもらえる可能性があるため、カウンセリングのときに確認しておいた方が良いでしょう。

切除で除去する場合、手術中は麻酔が効いているため痛みを感じませんが、麻酔が切れた後は痛みを感じます。痛みの強さは一般的な切開手術と同等ですが、腫れや内出血の状況によって痛みが長引くこともあります。
痛み止めや化膿止めなどの抗生剤を処方してもらうことができるため、痛みが強いときには服用すると良いでしょう。

|タトゥーをできるだけきれいに除去するためには

タトゥーをできるだけきれいに除去するためには

タトゥーを入れた部分は残念ながら、跡形もなくきれいに消すことはできません。傷口を残さないように消すとうっすら跡が残り、タトゥーがあったことをわからないように消すと、縫合痕が残ります。それでも適切な治療をしてくれる美容クリニックを選ぶことができれば、理想に近い形でタトゥーを除去することは可能です。

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